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LIFESTYLE & CULTURE
いとうせいこう×エスケン「東京ソイソースとは何だったのか」
251545 view July 7,2008 3

1986年から1988年にかけて、s-ken&hot bomboms、TOMATOS、JAGATARA、MUTE BEATという4つのバンドを中心に、藤原ヒロシ&高木完(TINNNE PUNX)、いとうせいこう、ランキン・タクシー、NAHKI、ECDなど、当時の先鋭的音楽家が一堂に会した「東京ソイソース」というシリーズイベント(全5回)があった。




同イベントは集まっていた観客たちの後の人生にも強い影響を与え、客だった人の多くはその後、ミュージシャン、デザイナー、編集者、起業家などなど、独自にクリエイターへの道を歩んでいくことになる。




ともに編集者としてキャリアをスタートさせ、やがて東京の音楽シーンに強い影響を与えたいとうせいこう氏とエスケン氏が、「東京ソイソースとは何だったのか」について、出演していた側の視点から存分に語る。




●エスケン

1947年東京大森生まれ。71年、作曲者としてポーランドの音楽祭に参加、世界を放浪後、音楽雑誌「ライトミュージック」編集スタッフとして働き75年海外特派員として渡米。


ニューヨークに滞在中、CBGBなどのニューヨーク・パンクロックシーンに刺激を受けて、帰国後、伝説のパンクムーヴメント、「TOKYO ROCKERS」を牽引。


デビュー・アルバム『魔都』(81年)、セカンド・アルバム『ギャングバスターズ』(83年)を経て、パンク、ファンク、ブガルー、レゲエをなどをハイブリッドさせたs-ken&hot bombomsを結成、80年代のクラブーンを代表するエポックなイベント“東京ソイソース”に参加しつつ4枚のアルバムを発表。




91年以降は音楽プロデューサーとして活動、現在プロデュース作品は108タイトルに及ぶ。2017年、26年ぶりにs-ken名義のフルアルバム「Tequila the Ripper 」を発表。2018年、『S-KEN回想録 都市から都市、そしてまたアクロバット 1971- 1991』(河出書房新社)を上梓。




●いとうせいこう


1961(昭和36)年、東京生れ。早稲田大学法学部卒業後、講談社入社。「ホットドッグ・プレス」の編集者を務める。退社後はコラムニスト、小説家、演出家、ラッパー、MCなどとして多方面で活躍。


http://www.cubeinc.co.jp/ito/index.html

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